病名

梅毒の薬はどれ?市販薬や、薬だけもらう方法

『ネットで調べたら、この症状は梅毒なのかも…』
『とりあえず薬を飲んで治るか試してみたい』
『パートナーの分の薬も欲しい』

このような場合、梅毒の薬だけを買いたいですよね。

実は、梅毒の薬だけを購入し服用することはかなり危険です。

今回は梅毒の薬について、市販薬はあるのか、通販で売っている薬について、梅毒の薬を貰う方法などを紹介していきます。

では参ります。

結論だけ知りたい人は

  • 梅毒に市販薬はない!
  • 梅毒は治療後の確認検査がより重要!
  • 海外からの輸入であれば購入可能だが、危険なのでNG!
  • 薬を貰うには医師の診断が必要!

そもそも梅毒について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

梅毒梅毒とは、梅毒トレポネーマに感染することによりおこる性感染症(STI)の一つです。 昔は不治の病として恐れられていましたが、現代では『...

梅毒の薬とは?

・ペニシリン系

梅毒の治療には上記のような薬が使用されます。

個人差もありますが、2〜12週間程度服用することで完治します。

最終的にどの薬を処方するか、どの程度服用するかは医師の判断になるので、必ず従うようにしてください。

梅毒の市販薬はあるの?

結論から言えば、梅毒にドラックストアで買えるような市販薬はありません。

通販で売っている梅毒の薬について

市販薬はないと言っていますが、ネットを検索すれば梅毒の治療薬を購入できるサイトがいくつか出てきます。

代表的なサイトで言えば

お薬なび

お薬通販部

これらのサイトは、海外医薬品の輸入サイトとなっています。

実は、処方箋が必要な医薬品であっても海外から輸入することで購入・使用することが出来てしまいます。

『え、買えるならそれでいいじゃないか』と思うかもしれませんが、薬だけを買い飲むのはとても危険なのです。

危険な理由

梅毒の薬は、抗生物質と呼ばれる細菌などの微生物の成長を阻止するもので出来ています。

抗生物質は、服用する順番や量を間違えてしまうと抗生剤に対する『耐性』が生まれてしまい薬が効かない状態になってしまいます。

新型コロナウイルスが変異したように、あなたの誤った服用によって新しい変異ウイルスが生まれてしまう可能性もあります。

そもそもですが、海外医薬品の輸入に関しては日本で入手することが出来ない医薬品を例外的に認めるために作られた制度で、医療機関に受診すれば手に入る梅毒の薬などを想定していません。

そのため当サイトでは、梅毒の薬を手に入れるために海外医薬品の輸入を行うことは推奨していません。

必ず医療機関へ受診し、薬を処方してもらうようにしましょう。

参考:厚生労働省:医薬品等を海外から購入しようとされる方へ

梅毒の治療には確認検査が重要

梅毒は他の性感染症に比べても、特に危険な病気の一つです。

クラミジアや淋病などは症状があり改善がわかりやすいですが、梅毒は無症状な期間も多くわかりずらいです。

そのため、抗生物質が適正に効いてるかの確認検査が非常に重要です。

必ず確認検査を行うようにしてください。

梅毒の薬だけもらう方法はある?

残念ながら、梅毒の薬だけを貰う方法はありません。

医療機関へ受診し、治療を行ってもらうようにしましょう。

ただそうはいっても、忙しい方や、受診するのが恥ずかしい、バレたくないという方も多いかと思います。

そういう方にオススメなのが、自費診療とオンライン診療です。

自費診療

自費診療とは、保険適用せずに検査、治療をすることで保険証の提示などが必要ないため誰にもバレずに診療することが可能です。

通常、医療機関へ受診し保険適用の治療を受けると毎年送られてくる『医療費のお知らせ』と呼ばれるお知らせでどこに受診したのかわかってしまいます。

その点、自費診療は先程言ったようにバレずに診療することができるのです。

オンライン診療

次にオススメなのが、オンライン診療と呼ばれる診療方法です。

名前の通り、医療機関へ行く必要がなく自宅で診療を受けることが出来ます。

簡単に採血ができる郵送キットなどもあるため、安心して受けることができます。

まとめ

それでは最後に、梅毒の薬に関してのまとめです。

  • 梅毒に市販薬はない!
  • 梅毒は治療後の確認検査がより重要!
  • 海外からの輸入であれば購入可能だが、危険なのでNG!
  • 薬を貰うには医師の診断が必要!

必ず医療機関へ受診し、薬を処方してもらいましょう。