知識

キスだけで性病はうつる?間接キスやディープキスでうつる確率

『キスをしただけでも性病はうつるの?』

結論から言います。

キスのみで性病がうつることはほぼありません。

今回は、他にも間接キスやディープキスでうつる可能性のある性病について紹介していきます。

キスでうつる可能性のある性病一覧

・咽頭淋菌
・咽頭クラミジア
・咽頭マイコプラズマ
・咽頭ウレアプラズマ
・口唇ヘルペス
・梅毒 ※梅毒のみ例外で、キスでもうつる可能性があります。

※ キスでうつる確率はかなり低いです。

この記事の監修者
プライベートケアクリニック東京
名誉院長:尾上 泰彦
Yasuhiko Onoe
〒103-0027 東京都中央区日本橋2-2-2 マルヒロ日本橋ビル4F
1969年日本大学医学部卒 泌尿器科医
性感染症専門の医院を81年に川崎市に開院し、
2017年にプライベートケアクリニック東京を開院。
日本性感染症学会(功労会員)、(財)性の健康医学財団(代議員)などを務め、厚生労働省のHIV研究に協力するなど、わが国における性感染症予防・治療を牽引。

キスで性病はうつる?

ネット上では、喉(のど)に感染したクラミジアや淋菌がキスによって感染すると言われていますが、かなり低い確率です。

ディープキスで性病はうつる?

ディープキスの場合でも程度にはよりますが、うつる可能性はあります。

言わないでも明らかですが、間接キスの場合もうつる可能性は低いです。

例外:梅毒(ばいどく)はキスでもうつる可能性あり

性病の中で唯一キスでうつる可能性が高いのが、梅毒です。

梅毒は、キスだけでなく間接キスでもうつる可能性があり、強い感染力があります。
(必ずうつるわけではないので安心してください。他よりも高いという程度です。)

治療せずに放置していると数年で死亡する可能性があるなど、性病の中でもトップ級に危険視されています。

治療すれば治る病気なので、早期発見・早期治療を心がければ大丈夫です。

具体的な梅毒の症状や対処方法について確認しておきましょう。

梅毒の症状

太もも付け根のリンパ節が腫れたり、手のひら・足の裏・体全体にうっすらと赤い発疹ができます。

アレルギーや蕁麻疹(じんましん)と間違えることもあるで注意が必要です。

梅毒の対処方法

上記のような症状が出ている場合早期の治療が必要です。

放置していると一時的に治ったかのように治ったりしますが、菌は死滅しておらず体内に留まっています。

この時期に治療ができなければ数年後、複数の臓器に後遺症が残る可能性があります。

治療薬はすでに開発されているので確実に治すようにしてください。

また医療機関に行くほどでもないけど、心配だという方は郵送による検査が可能です。

自宅にいながら、検査可能なのでとても便利です。



この記事の監修者
プライベートケアクリニック東京
名誉院長:尾上 泰彦
Yasuhiko Onoe
〒103-0027 東京都中央区日本橋2-2-2 マルヒロ日本橋ビル4F
1969年日本大学医学部卒 泌尿器科医
性感染症専門の医院を81年に川崎市に開院し、
2017年にプライベートケアクリニック東京を開院。
日本性感染症学会(功労会員)、(財)性の健康医学財団(代議員)などを務め、厚生労働省のHIV研究に協力するなど、わが国における性感染症予防・治療を牽引。
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