性器ヘルペスは、性器やその周辺に、痛み・かゆみ・不快感などを伴う⽔ぶくれができる病気で性感染症の一つです。
単に性器周辺にできるヘルペスと捉えてもらっても構いません。
今回は、性器ヘルペスの検査方法・費用について紹介していきます。
先に結論だけ知りたい人は性器ヘルペスの性病検査についてまとめた表があるので、こちらをご覧ください。
検査 | 抗体検査と抗原検査の2種類がある。 ・抗原検査が一般的 |
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検査方法 | 視診 水疱がある場合は浸出液を採取して検査 |
検査費用 | 【保険診療】 2,000円程度 【自費診療】 9,000円程度 |
検査結果までの時間 | 通常、検査後すぐにわかる |
即日検査通知 | 通常、検査後すぐにわかる |
性器ヘルペスとは
性器ヘルペスとは、性器やその周辺に、痛み・かゆみ・不快感などを伴う⽔ぶくれができる病気で性感染症の一つです。
感染する部位は、性器だけでなく、お尻、太ももなどがあります。
特に性器周辺にできるヘルペスなため、性器ヘルペスと呼んでいますが、口周りなどにできるヘルペスと原因は同じです。
詳しい内容を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

性器ヘルペスの検査方法
性器ヘルペスの検査方法は、抗体検査と抗原検査の2種類があります。
多くの医療機関が抗原検査を行っています。
抗体検査では、何らかのウイルスに感染しているという状況は把握できますが、性器ヘルペスの原因である単純ヘルペスへの感染かどうかわ把握できません。
そのため、抗原検査が行われる事が一般的です。
違いと検査方法について以下の表にまとめましたので参考にしてください。
抗体検査と抗原検査の違い
抗原検査 | 抗体検査 | |
方法 | 浸出液による検査 (水疱の浸出液を採取して検査) |
血液による検査 |
感染状況の把握 | 感染しているか把握できる。 | 単純ヘルペスウイルスへの感染かどうかはわかならい。 |
具体的な検査方法
ここからは具体的にどんなことをするのかについて紹介していきます。
性器ヘルペスは、視診と水疱の浸出液を採取して検査することが一般的です。
検査自体、体への負担はほぼありませんので安心してください。
性器ヘルペスの検査費用
性器ヘルペスの検査費用は、保険診療で2,000円・自費診療9,000円となっています。
保険診療の方が安いですが、性病を誰にも知られたくないという人も多く自費診療で検査する方も少なくありません。
保険診療と自費診療の違いについて簡単にまとめましたでの参考にしてください。
保険診療と自費診療の違い
項目 | 保険診療 | 自費診療 |
対象者 | ・症状がある ・もしくは感染の疑いが強くある人 |
誰でも |
負担額 | 3割程度 | 全額自己負担 |
メリット | ・費用が安い | ・名前を隠して治療可能 ・即日検査など検査・治療に幅ができる |
デメリット | 毎年送られる保険料の資料から、家族にバレる可能性がある | 費用が保険治療と比べて高い |
性病(性感染症)検査を、保険診療で受ける方法についてはこちらの記事で紹介しています。

検査結果までの時間
クラミジアの検査結果は、15分程度あれば結果がわかります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
性器ヘルペスの検査方法について、詳しく知ることができたかと思います。
性器ヘルペスは放置しても自然治癒しますが、適切に治療することで早く治し、再発を防ぐことができます。
『いつもと違うな』と感じれば積極的に検査をし、治療するようにしましょう。