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【低リスク型HPV】尖圭コンジローマの検査方法ってどんなことをするの?即日での検査や検査費用!

尖圭(せんけい)コンジローマとは、性器にイボのようなものできる性感染症(STI)の一つです。

低リスク型ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染した状態のことで、感染すると免疫力が低下することからHIVへの感染リスクが大幅に増加すると言われています。

今回は、尖圭コンジローマの検査方法・費用について紹介していきます。

先に結論だけ知りたい人は尖圭コンジローマの性病検査についてまとめた表があるので、こちらをご覧ください。

検査 ・診察による判断(検査なし)
・綿棒で分泌液を拭うことで検査
検査方法 【診察の場合】
視診・触診により判断【分泌液検査の場合】
綿棒で分泌液を拭い検査
検査費用 【保険診療】
2,000円程度
【自費診療】
10,000円程度
検査結果までの時間 その場でわかることがほとんど
検査の場合は数日かかることもある
即日検査通知 行っている医療機関あり

尖圭コンジローマとは

尖圭(せんけい)コンジローマとは、性器にイボのようなものできる性感染症(STI)の一つです。コンジローマ、コンジロームとも呼ばれることがあります。

原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)は、ありふれたウイルス現在までにおよそ100種類以上発見されています。

さらに、性行為をしたことがある人のおよそ8割が一度は感染したことがあると言われており珍しいウイルスではありません。

通常は、一過性の感染で自然治癒しますが免疫力の低下などで持続的に感染しその結果イボができてしまうことを尖圭コンジローマと呼びます。

詳しい内容を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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尖圭コンジローマの検査方法

尖圭コンジローマの検査方法は、診察による判断と分泌液による検査の2つがあります。

多くの医療機関が診察により判断しています。

希望すれば綿棒などにより分泌液を拭い検査するのが一般的です。

尖圭コンジローマの検査費用

尖圭コンジローマの検査費用は、保険診療で2,000円・自費診療10,000円程度となっています。

保険診療の方が安いですが、性病を誰にも知られたくないという人も多く自費診療で検査する方も少なくありません。

保険診療と自費診療の違いについて簡単にまとめましたでの参考にしてください。

保険診療と自費診療の違い

項目 保険診療 自費診療
対象者 ・症状がある
・もしくは感染の疑いが強くある人
誰でも
負担額 3割程度 全額自己負担
メリット ・費用が安い ・名前を隠して治療可能
・即日検査など検査・治療に幅ができる
デメリット 毎年送られる保険料の資料から、家族にバレる可能性がある 費用が保険治療と比べて高い

性病(性感染症)検査を、保険診療で受ける方法についてはこちらの記事で紹介しています。

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検査結果までの時間

尖圭コンジローマの検査結果は、その場で伝えられることがほとんどです。

分泌液による検査を行った場合は、数日程度かかる場合もあります。

中には、検査設備を保有している医療機関もあり、分泌液検査でも即日で通知されるところもあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

尖圭コンジローマの検査方法について、詳しく知ることができたかと思います。

尖圭コンジローマは放置するとHIVへの感染リスクが上がると言われており、早めに治療するのが良いでしょう。

『いつもと違うな』と感じれば積極的に検査をし、治療するようにしましょう。