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マイコプラズマ・ウレアプラズマの検査方法ってどんなことをするの?即日での検査や検査費用!

マイコプラズマ・ウレアプラズマは、性行為(セックス、オーラルセックス、アナルセックス、キス)を感染経路とする性感染症(STD)のひとつです。

今回は、マイコプラズマ・ウレアプラズマの検査方法・費用について紹介していきます。

先に結論だけ知りたい人はマイコプラズマ・ウレアプラズマの性病検査についてまとめた表があるので、こちらをご覧ください。

検査可能時期 感染より24時間経過後
検査方法 分泌液による検査
・尿検査
・腟の分泌液(綿棒などによる採取)
・うがい薬、肛門の分泌液(感染部位によって異なる)
女性の方は生理中の検査はできません。
検査費用 【保険診療】
なし
【自費診療】
9,000円程度
検査結果までの時間 通常は1週間程度
医療機関によって異なる
即日検査通知 ほとんどなし

マイコプラズマ・ウレアプラズマとは

マイコプラズマ・ウレアプラズマは、性行為(セックス、オーラルセックス、アナルセックス、キス)を感染経路とする性感染症(STD)のひとつです。

感染する部位は、性器だけでなく肛門や喉(のど)などがあります。

詳しい内容を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

マイコプラズマ・ウレアプラズママイコプラズマ・ウレアプラズマは、性行為(セックス、オーラルセックス、アナルセックス、キス)を感染経路とする性感染症(STD)のひとつで...

マイコプラズマ・ウレアプラズマの検査方法

マイコプラズマ・ウレアプラズマは、2012年から日本でも検査ができるようになった性感染症です。

日本での認知度は低く、保険適用ができないためあまり知られていません。

しかし潜在的な感染者は多いと言われており、注目度が高くなっている性感染症の一つです。

クラミジアや淋病などの検査で陰性なのに、軽い症状があるという場合はマイコプラズマ・ウレアプラズマである可能性があるため積極的に検査するのをお勧めします。

具体的な検査方法

ここからは具体的にどんなことをするのかについて紹介していきます。

マイコプラズマ・ウレアプラズマは、性器だけでなく喉や肛門にも感染するため疑わしい箇所によって検査方法が違います。

以下に男女別に検査方法をまとめましたので参考にしてください。

クラミジアの検査方法【部位・性別別】

部位 男性 女性
うがい液 うがい液
性器 尿検査 綿棒による検査
肛門 綿棒による検査 綿棒による検査

※女性は生理中の検査はできません。

このようになっています。

検査自体、体への負担はほぼありませんので安心してください。

クラミジアの検査費用

クラミジアの検査費用は、保険診療がなく、自費診療9,000円となっています。

日本でも保険診療を可能にしようとする動きもありますが、この記事を執筆している2022年6月時点では自費診療のみとなっています。

参考程度なのですが、保険診療と自費診療の違いについて簡単にまとめましたでの参考にしてください。

保険診療と自費診療の違い

項目 保険診療 自費診療
対象者 ・症状がある
・もしくは感染の疑いが強くある人
誰でも
負担額 3割程度 全額自己負担
メリット ・費用が安い ・名前を隠して治療可能
・即日検査など検査・治療に幅ができる
デメリット 毎年送られる保険料の資料から、家族にバレる可能性がある 費用が保険治療と比べて高い

性病(性感染症)検査を、保険診療で受ける方法についてはこちらの記事で紹介しています。

性病検査を保険適用で費用はいくら?安く受ける方法や、相場を紹介『性病の検査に保険は適用されないって聞いたけど本当?』 『性病の治療は高額になる?』 これらの話は事実ではありません。 性...

検査結果までの時間

マイコプラズマ・ウレアプラズマの検査結果は、通常3日〜1週間程度でわかります。

マイコプラズマ・ウレアプラズマの即日検査

マイコプラズマ・ウレアプラズマに関しては、ほぼ全ての医療機関で即日検査がありません。

理由としては、知名度が低いため、専用の設備を導入していない医療機関がほとんどなためです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

マイコプラズマ・ウレアプラズマの検査方法について、詳しく知ることができたかと思います。

マイコプラズマ・ウレアプラズマは放置すると生殖機能の低下など、深刻な影響を与える可能性があります。

『いつもと違うな』と感じれば積極的に検査をし、治療するようにしましょう。